家具・照明・オーディオ製品まで手掛ける美しきエリートデザイナー
Cecilie Manz
デンマーク・オズスヘアアズ出身。名門・デンマークデザインスクール卒業後ヘルシンキに留学し、本格的にデザインを学ぶ。
1998年コペンハーゲンに自身のスタジオ「マンズラボ」を設立し、家具や照明器具、ガラス製品などを手がける。
著名な陶芸家であるボディル・マンツを母にもち、幼少期には両親と共に有田町(窯業の産地)で過ごした経験をもつ親日家でもある。
「Everything is possible」を信条とし、その前向きな信念は多くの職人達や芸術家に囲まれて育った彼女の生活環境のなかで培われた。
フレデリシアより発表された「ミカドサイドテーブル」で2004年にデンマークデザイン賞を受賞。 2007年にはプロダクトデザイナーとして名誉あるフィン・ユール プライズを受賞。
この「ミカドサイドテーブル」をはじめ、現在はライトイヤーズの照明「カラヴァジオ」などでも世界的に高い評価を受け、彼女の作品はMoMAやデンマークデザインセンターなどで展示されている。
「私は私にとって意味のあるものを使って創作に取り組んでいます。機能はとても大切で、かつデザインにふさわしい意味づけが出来ない場合には創作すらしないほうが良いと考えています。」
詩的センスに満ち、アイデアの本質を明確にしたミニマルなデザインは高い評価を受けている。
代表作
「ユニークな名前の、 キュートな逸品」
MICADO ミカドサイドテーブル 2004