Troels Grum-Schwensen

現代に引き継がれる北欧デザインの真髄

Troels Grum-Schwensen

Troels Grum-Schwensenはデンマークの名門 The Royal Danish Academy of fine artsを1986年に卒業。
1989年、建築・インテリア・家具デザインを主としたデザインオフィス設立。

家具デザインで数々の賞と表彰を受け、1997年デンマーク国立アート基金から3年間の補助金を受ける。
また、その作品性や経歴が高く評価され、デンマークデザインスクールや母校のThe Royal Danish Academy of fine artsでも教鞭をとった経験も。

デザインに対するストイックで謙虚な姿勢と構造に無駄のない美しいフォルムには定評があり、2012年には北欧デザインの歴史ある賞「デンマークデザインアワード」を受賞。
スカンジナビアンデザインの真髄を現代で表現する注目デザイナーとしての地位を築いた。
彼の作品は常に以下のような考えに基づいている。

「家具、それは(わかりやすくでシンプルな方法で)部屋や使う人々に順応しなければならない建築学的アイテムである。と同時に、彫刻のようにそれ自身の独立した最終形を成している。そしてそれは内部の力強さや軽快さ、独自性を備えていなくてはならないのである。と同時に、控えめで、明瞭であること。インスピレーションの源は、例えば、猫科の動物の軽い足取り、葉の茎、鳥の群れなど、、幾多にもなる。」

代表作

「現代北欧デザインの真骨頂」

GRIP Wood テーブル