Tom Stepp

美しい、普段使いのチェアをデザイン

Tom Stepp

王立芸術大学出身の建築家である傍ら、大工、建築技術者という複数の肩書きを持つ、現代デンマークを代表する家具デザイナー。
家具を芸術としてとらえるのを好まない彼のアイデアは、「生活の中で何かを必要としたときに生まれる」ことが多く、 美しさや座り心地だけでなくコストにも目配りできるデザイナーであり、まさに美しい普段使いの椅子をデザインする人である。

1979年デンマーク王立芸術アカデミー建築学科卒業。
1980年にはデザイン会社「Tom Stepp」を設立。
実現的でエレガントなデザインで人気を博し、 デンマーク、スウェーデンの有名メーカーでデザインした照明、家具で数々の賞を受賞。
また世界各国のファニチャーフェアに家具を出展し、1992年スカンジナビアン・ファニチャー賞を受賞。
1984年デンマークのクイーンよりナイトの称号を受ける。