PP68 チェア ペーパーコードSold Out



ハンス・J・ウェグナーの後期(80年代)の作品である「PP68アームチェア」。
最大の特徴は、ウェグナーが培ってきたデザインの結晶とも言える「座り心地の良さ」と「ダイニングチェアとしての機能性」です。
浅く掛けてリラックスした状態で座ったり、また深く掛けると背もたれよりヒップ部分が突き出て、背と腰が心地よくフィットしたりと、様々な座り方に対して「常に座り心地の良い」デザインのチェアになっています。
また、フォルムの特徴でもある短いアームはテーブル(推奨テーブル PP70、PP85)の下にもぐりこむようにデザインされており、それまでのウェグナーの作品に見られるような場所を要するものに対し、ダイニングテーブルとの相性も非常によく仕上がっています。
座面が革張りのPP58に対して、このPP68はペーパーコード(ナチュラルまたはブラック)となっています。
PP58・68がデザインされた背景にはこんなエピソードがありました。
1980年代、ハンス・ウェグナーと家具メーカーとしてウェグナーのデザインを支えてきた相棒・PPモブラー社のアイナー・ピーターセンは語り合っていました。ウェグナーのデザイン信念とPPモブラーの卓越した技術力を併せ持ち、且つコストパフォーマンスに配慮した椅子を造り出そうと。そして、もともとは他メーカーDSBフェリーのためにデザインされ、結果的に採用されなかったこの「PP58」の原型デザインの改良に着手。“座り心地”を最大のテーマにしているウェグナーは、アイナー・ピーターセンとの話し合いの中で、“いろいろなスタイルで座れる椅子をデザインしてみよう”という結論に達し、とうとう1987年に完成させたのが「PP58・68」でした。
後脚2本だけで肘掛の機能を持つ笠木(背もたれの板)を支える構造はそれまでのウェグナーの代表作にも多く見られますが、製作にはコストと職人達の腕が必要でした。この作品では1本の木材を蒸気熱で蒸して曲げることに成功し、コストの節約が可能になり作品の完成につながりました。
機能性、耐久性はもちろんのこと、体にフィットするように美しく削り出された背もたれや、上部は平たく下部はは丸みを帯びている後脚など、木のぬくもりを活かしたシンプルで繊細なデザインはウェグナーならではの作品といえます。
※推奨テーブル PP70、PP85
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				  軽量化された構造は、どんな場所でも使い勝手が良く実用的。 
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				  身体にフィットする背もたれに、適度なしなりを持つペーパーコードの座面が身体への負担を軽減してくれる。 
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				  ブラックフレーム × ナチュラルペーパーコード仕様です。 
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				  こちらは同モデルの座面が張地タイプです(PP58) 
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				  各種フレームカラーサンプルです。 
| 品名 | PP68 チェア ペーパーコード | 
|---|---|
| ブランド | PP MØBLER | 
| デザイナー | Hans.J.Wegner | 
| 国 | デンマーク | 
| 発表年 | 1987 | 
| サイズ | 幅56,奥行き47,アーム高さ66,全長高さ70,座面高さ42/cm | 
| 国内在庫 | あり/受注オーダー | 
| 納期 | 10日以内/受注オーダーの場合は5〜8ヶ月 | 
| 送料/配送形態 | 全国無料/軒先渡し | 
国内で新品のご用意があります。在庫状況は常に変動しますので、在庫状況・材質をお伝え致します。ご希望のお客様はお問い合わせ下さい。
 
				
 
		

