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SCANDII(スカンディ) のブログコンテンツの中でも最もカジュアルな内容で構成され記事です。日常で体験したこと、感じたこと、学んだこと、今最も気になること等々、テーマを元に構成された記事をお届けしています。

ここが変だよ日本人!? 日本の認知の外側にある家具

椅子の選択肢が増えて楽しくなれるハイスツールという家具は、デンマークでは一般的ですが、床に座る文化の日本は、認知の外側にあるような、あまり馴染みのない家具だと思います。

しかし、椅子の種類が増えると家具の選択肢が増える為、ハイスツールを一脚でも持っておくことはとても便利で日常生活をより快適にしてくれます。

そこで今回は、これを知ってると良いよ日本人のみなさーん。

と、北欧家具の本場デンマークより伝言を授かったわけではありませんが、ハイスツールの魅力を現地で体験し、尚且つライフスタイルの変化によって、ハイスツールがこれまで以上に私たちの生活に求められている時代に来ている。

そういった視点からもハイスツールの魅力や使い方についてご紹介させていただきます。

目次

現代のライフスタイルにおける身体への不都合

まずは、わたしたちの生活においてハイスツールがどう活躍してくれるか、それについて主観と事実ベースの2点から述べます。

コロナ前と後では、改めて言うまでもなく、リモートワークといった働き方もそうですし、マスクをつけることもそうですし、大きな変化が日常生活で起きています。

それに伴い、身体への不都合も如実に現れており、家にいる時間が増えたことで、座っている時間や楽な姿勢で過ごしている時間が増えていることが要因のひとつです。

「道具は使いよう」とよく言いますが、ヒトが座る為の道具である椅子、この椅子がどれだけ座り心地のいい椅子でも同じ体勢での座り姿勢には限界があります。

現代のライフスタイルにおいて、座るという行為自体を一度見直し、今よりも快適なおうち時間を過ごしていただきたい。

と、わたしたちSCANDIIは願っています。

身体をメンテナンスしてくれるプロに聞いてみた

SCANDIIの主観だけではなく、事実ベースとして、普段からヒトの身体をメンテナンスしてくれるプロの方にもお話を聞いてみました。

そうすると、次のように教えてくれました。

・椅子に選択肢があることはいいこと
・座り方を変えれることで、身体が固定されない
・座り時間が増えて、身体に痛みが出てる人が多い

こういった点からも、わたしたちは道具であり家具であるモノの使い方の工夫が必要だと感じています。

ハイスツールがあるだけで家の景色が変わる楽しさ

座り方が異なる椅子があることで、今よりも日常での快適さが増したり、身体への負担が軽減できるという視点でこれまで述べて来ましたが、ここからはハイスツールがもたらす家時間が楽しくなれる部分についても少しご紹介させてください。

デンマーク人が教えてくれた「家具を楽しむ」という心

2016年なので、今から5年前の話です。

当時、リアルなデンマーク人の家を見たい!という願望があり、知り合いを通じてあるデンマーク人のご夫婦の家に招待していただきました。

その時に、仲良くしてくれたお子様です。

招待して下さった彼らは、家での時間をより快適に、より楽しめる為に、様々なタイプの椅子や家具や家具の色合いにしても飽きないほどバラエティ豊富でした。

元々デンマークは冬のような期間が長く、暗い夜の時間も長い為、外で過ごすよりもおうち時間を快適に過ごすことに特化されて来たお国柄という背景もあるのですが、家具ひとつでこんなにもリラックスできて、楽しめる空間を演出できるのかと今でも記憶に残っています。

使い心地や丈夫で長持ちするなど品質の部分だけでなく、見てるだけで楽しくなれるような美術品のような視覚効果を、さりげなく配置されていたハイスツールから感じました。彼らはその椅子に座ったりもするが、オブジェのように使っていたんです。椅子を座る以外の価値として感じたのも、この時がはじめてでした。

一般的には、家にある椅子の中でダイニングチェアが1番背の高い椅子と、答える人が多いでしょう。

しかし、認知の外側にあるハイスツールという家具だからこそ、わたしたちに新鮮味をもたらし、座る高さが違う家具なので、これまで何も変わらない空間にいながらも、見えてくる世界がこれまでとは全く違ったものを映し出してくれます。

最後に

アイランドキッチンのように背の高いテーブルがある場合は、それに合わせて、イスも高くないと不自由を感じるのでハイスーツをお選びいただくことはあると思いますが、そういった背の高いテーブルがなくても、ハイスツールは十分日常生活において活躍してくれます。

背の高い家具を限られた空間の中に配置すると、狭く見える。圧迫感を感じる。etc…。

しかし、配置する場所や見せ方次第では、背の高い家具を配置しても、限られた空間の中でもより空間が良くなる事例があるのも事実です。

新しい体験をもたらしてくれるハイスツールは、実用的で合理的で尚且つ、空間もよりスタイリッシュに演出してくれる、一度で二度三度もおいしく感じれる便利な家具ですので、今回ハイスツールをご紹介させていただきました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

【本記事で紹介した家具】

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