PP501 ザ・チェア/ 籐張りSold Out
“北欧家具界の巨匠ハンス・J・ウェグナーの名を世に知らしめた最高傑作「PP501」。
数多くのウェグナーの作品の中で「最も完成度が高い」といわれる美しさとドラマティックな逸話で世界中から愛され、「椅子の中の椅子」という敬意を込めて「ザ・チェア」という愛称がつきました。
「ザ・チェア」は初め「ラウンドチェア」と名づけられており、1950年にコペンハーゲンで行われた展示会で発表されましたが、当時としてはあまりにシンプルだったため、「みにくいアヒルの子」と評され全く売れませんでした。
しかしその10年後、1960年のアメリカ大統領選で、ジョン・F・ケネディとリチャード・ニクソンのあの伝説的なテレビ討論会でこのチェアが使用され、颯爽と足を組みチェアに腰掛け、討論を制したケネディが勝利。
アメリカをはじめ一躍、世界中の注目を集めることになりました。
その後も現在に至るまで、デンマークの女王マルグリーテ2世やアメリカのオバマ大統領などが公式使用するなど、品格あるスタンダードチェアとして世界中のセレブリティに愛され続けてます。
ウェグナーらしい、無駄を一切省いたシンプルなフォルムもさることながら、このチェアの最大の美しさは、アームと背をピタリと接合したフィンガージョイントの部分をアクセントとして見せながら、全体としては優美な曲線を描く「笠木」の部分です。
人間工学に基づいたアームの絶妙な角度と丸み、背からアームのラインをそっと撫でれば指が心地よく滑る丁寧な職人技、座ってみるとその繊細なラインからは想像もつかないほど体が深く包まれる安心感。
そのどれをとっても非常に繊細で完璧なのは、家具職人として技術をマスターし家具デザイナーとなったウェグナーだからこそのなせる業と言えるでしょう。
現在でも当時のウェグナーの意志に忠実に従い、職人の手作業により一脚ずつ丁寧に作り上げられています。
発表から60年以上もの間、世界中の人から愛され続けている「ザ・チェア」。
ドラマティックな歴史を持ちながらも、木の温もりを楽しめるシンプルで美しいチェアは、使い込むほどに風合いを増し、時とともに味わい深くなる「人生のパートナー」にふさわしい逸品です。
こちらの商品は座面が籐張りとなっております。シリーズには他に革張り(PP503)もございます。”
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フィンガージョイントと呼ばれる接続部分がチェアのポイントに。作成には高い技術が要される。
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優しいカーブで絶妙に身体にフィットする背もたれ。これで長時間使用したとしても疲れにくく、腰への負担も軽減。
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デンマーク首相であった Jens Otto Krag も愛用。重要な局面で「勝負チェア」として使用されることも多いPP501。
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デンマーク随一のPPモブラー工房で鍛えられた熟練職人の手によって、一脚ずつ丁寧に仕上げられる。
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籐は1つ1つ丁寧に編み込まれているため、時間も手間も掛かっている。手作業で編まれた籐の座面は適度なしなりを持ち、安楽性も高い。
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各種フレームかカラーサンプルです
品名 | PP501 ザ・チェア 籐張り/オーク |
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ブランド | PP MØBLER |
デザイナー | Hans.J.Wegner |
国 | デンマーク |
発表年 | 1949 |
サイズ | 幅63,奥行52,アーム高さ70,全長高さ76,座面高さ44/cm |
国内在庫 | なし/受注オーダー |
納期 | 受注オーダーの場合は8~12ヶ月 |
送料/配送形態 | 全国無料/軒先渡し |